名店・本牧家 本店の跡地にできたのは二郎インスパイアの「豚山」
下永谷が誇る名所の1つといえば、約900mの通りに8店舗がひしめく「ラーメン街道」です。
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そのラーメン街道に新たなお店が加わりました。
環2水田交差点のすぐ横にできた「ラーメン豚山」がそのお店です。
以前は、家系ラーメンの御三家と呼ばれた名店「本牧家 本店」(2023年5月閉店)があった場所になります。
その場所を引き継ぐようにできたのが、株式会社ギフトホールディングスが運営する「ラーメン 豚山」です。神奈川、東京を中心に全国に32店舗(2023年9月現在)展開しており、もやしを中心としたたっぷり野菜に、極太麺、にんにく、背脂、肉厚のチャーシューが入ったいわゆる「二郎インスパイア」(ラーメン二郎に着想を得たラーメン)に分類できるお店です。
お店のシステムが分からなくても優しいスタイル
そんな「ラーメン豚山 環2下永谷店」に初来訪してきました。メニューは、大きく分けると「ラーメン」「汁なし」「つけ麺」の3種類。そこに麺やチャーシューの量を選び、お好みでトッピングを追加するスタイルでした。ちなみに「ミニ」なら麺125g、「小」なら麺250g、「大」なら麺375gとのこと。
注文の流れは、券売機で食券を購入し、それを座席に案内されたタイミングで店員さんに渡します。その後、しばらくすると店員さんが、にんにくや背脂、野菜の有無や量、味の濃さなどの好みを聞きに来てくれます。聞きに来るまでに、テーブルに置いてある説明シートをじっくりと読めるので、初来店でも慌てず、かつ正確に好みを伝えることができます。これは初来店した人にも優しいスタイルです。
この日、私が選んだのは「小ラーメン 小ぶた」(1,100円)で、お好みは、「にんにく、やさい、アブラ、標準」で伝えました。
ちなみに若干暗号めいたこの内容を翻訳すると、麺250gで、チャーシューが5枚入ったラーメンに、大さじ一杯のにんにく、450gの野菜、背脂多め、味の濃さ標準というオーダーになります。
食べて驚く驚異のボリュームは注文時に注意
注文してからは、それほど待たされることなく「小ラーメン 小ぶた」が運ばれてきました。ひと口食べて感じたのは、「おいしい」という感想です。このおいしさなら、ペロリと行けると思いました。
しかし、たっぷりの野菜、にんにく、背脂、チャーシュー、極太麺によるボリュームは、食べ進めるごとに満腹感をもたらし、あわや食べ切れないと思うほどでした。見た目のボリューム以上にお腹に溜まるので、初来店時は、自分の胃袋を過信せずに控えめにいくのが正解かもしれません。お店の方が、女性や子ども、少食の方に「ミニ」を勧めていた理由が分かりました。
ちなみにテーブルには、黒コショウ、白コショウ、お酢、韓国とうがらしなどの薬味が置かれており、途中で味変させていくのもありかもしれません。
下永谷のラーメン街道にできた新たな新店舗が、末永く根付いていくれることを願っております。
豚山 環2下永谷店
神奈川県横浜市港南区下永谷3-1-5
営業時間:11:00~22:00
定休日:毎週火曜日
※現金&交通系ICカードに対応
総席数:21席(4名席あり)
公式サイト:https://www.butayama.com/
食べログサイト:https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140307/14091866/