上永谷には、横浜銀行、東京三菱UFJ銀行の支店があり、さらにATMのみながら、みずほ銀行、三井住友銀行もあります。
地元の都市銀行、さらに三大メガバンクも揃っていたので、給料日にはじまり、振り込み、預金、通帳への記帳など、不便を感じることがありませんでした。
上永谷から三井住友が無くなる
5月2以降は戸塚か上大岡へ
そんな中、衝撃的なニュースと言えるのが、上永谷の三井住友銀行のATMコーナー(三井住友銀行上永谷出張所)の終了です。
3月に入った段階で終了が発表され、5月2日以降は、上大岡支店、戸塚東口出張所、戸塚支店の利用を案内されていました。
ただし、2019年9月から、東京三菱UFJ銀行と三井住友銀行の両行のATMは、「引き出し」「預け入れ」「残高照会」について時間内手数料が無料でできるようになっています。
つまり給料の引き出しくらいなら、東京三菱UFJ銀行の上永谷支店のATMでもできる代用できるので、ひと安心。
ATMの相互提携を知った時は「銀行もサービスが良くなったなぁ~」と喜んでいたものの、実はATMの削減に向けた準備の一環だったとは思いもみませんでした。立つ鳥跡を濁さない大人なやり方ですね…。
電子マネーへの切り替え時?
ちなみに銀行業界全体がコスト削減に舵をきっていて、現在、無人のATMの削減だけでなく、支店などの実店舗や人員の削減なども行われています。
背景には、お金を取り巻くビジネスの商流が変わりつつあるからだと思います。
確かに自分自身を振り替えると、現金よりも電子決裁(Suica、nanaco、PayPayなど)の利用が増え、現金を使う機会はすごく減りました。必然的に銀行でお金を引き出す機会は減っています。
そうなった理由は、電子決済の方が便利でお得だから。
特にPayPayは、利用するたびにポイントが貯まったり、定期的に還元イベントがあったり、割引クーポンがついてきたり、チャージが簡単だったり、利用履歴が残るので家計簿がつけやすいなどのメリットが目立ちます。さらにチャージに使っているクレジットカードのポイントも貯まるので、現金で買い物をする方が贅沢な使い方だったりもします。
この辺は改めて入門編的な記事をまとめたいと思いますが、上永谷から三井住友銀行のATMが消えてしまうことをきっかけに、電子決裁サービスに目を向けるいいタイミングかもしれません。
個人的には、三井住友銀行の利用者の1人だったので、東京三菱UFJ銀行のATMが使えるとは言え、不便になるなぁと思っています。戸塚や上大岡に電車で行けば、時間外手数料以上の交通費がかかるわけですし…。