6月22日(土)にリニューアルオープンした日限山デポー。
会員制のスーパーというと少々ハードルが高い印象を持ちますが、勇気を出して入ってみると全然そんなことはありませんでした。
今回は、リニューアルの前後に来店した時に知った魅力とお店の仕組みを紹介します。
安心・安全の食材が買えるスーパー
一見さんでも買い物可能!
まず最初に日限山デポーとはそもそも何なのかといえば、いわゆる生協(生活協同組合)です。
利用者が組合員となり、出資金を出し合い、運営にも参加していくというもの。〝出資金〟なんて聞くと思わず身構えてしまいますが、最初に必要な出資金は、1,000円とのことです。
ちなみに組合員にならなくても買い物はできます。ただ、その活動方針を考えれば、出資金を払うことでより良いお店にしていくことができることになります。
組合員になると何が起きるのか?
組合員になると毎月1,300円支払う必要があるのですが、その内訳が、
・出資金 1,000円
→積み立て式で退会時には全額返金
・デポー活動費 100円
→組合員の活動を支える費用
・情報誌「生活と自治」講読費 100円
→生活クラブグループの活動報告、提携生産者情報などを掲載する情報誌。集められた講読費から発行経費をまかなっている
・エッコロ共済 100円
→困ったときの各種保障制度。
さて組合員になり、出資金を払った場合、どんなサービスが受けられるのか?そこが気になります。
●デポーで会員になるメリット
・キャッシュレス
→原則的に購入代金は月末に指定口座から「一括払い」で引き落とし
・500ポイントで500円クーポン券
→200円で1ポイント貯まる仕組みで、500ポイント貯まると500円クーポン券に
大きくはこの2点。
また、出資金については、もし退会する時には、今まで積み立てた分が全額返却される仕組みです。
組合員になると、この他に活動費、情報誌の購読料、共済費が各100円ずつかかり、毎月1,300円が必要となります。1,300円のうち1,000円は、退会すれば戻ってくる出資金なので、実質的には月額300円の持ち出し。
店頭で販売されている以外にも、カタログによる注文販売もしており、衣類や雑貨、寝具類、書籍、CDなども買えるとのこと。
エッコロ共済という共済費の保障内容には、買い物中にうっかり醤油の瓶などを割ってしまった場合の保障料、買い物帰りにケガした場合の保険料となります。
なんだかんだと、納得感のある支払いになっているのが特徴です。
地元農園の野菜が買える店
ここまでは生協としての特徴をまとめましたが、「日限山デポー」というお店単体としての魅力に目を向けていきましょう。
まず1つ目は、小規模店舗ながらも、野菜、鮮魚、精肉となどの生鮮食品が充実している点が、大きな特徴です。近隣にある笠原農園の野菜を扱っていたりもして、ご当地感もあります。
また、調味料やお菓子なども、一般的なスーパーでは見かけないような知る人ぞ知る商品も多数あり、それがまた新鮮な驚きを与えてくれます。
缶詰めのミカンも、シロップに果汁を使って、さらに薄皮も向かれていない自然派のものだったりします。
値段も激安とはいえませんが、高級店ではないので、日常的に通える価格帯となっています。
リニューアルを期に、よりお店を盛り上げようという空気もあるのでお近くにお住まいならぜひ1度、足を運んでみることをオススメします。
●店舗詳細
日限山デポー
所在地:横浜市港南区丸山台3-43-18 パレスTSKⅡ1F
営業時間:10:30~19:00
定休日:日曜日
※6月23日特別オープン
電話:045-844-2464
駐車場あり
6/22(土)10:30
http://depot-higiri.jugem.jp/