雰囲気だけでもう怖い!講談で涼を感じる「怖~い! 久良岐ナイト」

雰囲気だけでもう怖い!講談で涼を感じる「怖~い! 久良岐ナイト」

上大岡界隈の本格的な文化施設として知られる「宮越記念 久良岐能舞台」で、夏らしいイベントが開催されます。

画像は公式Webサイトより

その名も「怖~い!久良岐ナイト」。さっそく詳細をお伝えしていきましょう。

108本の竹灯籠が恐怖を演出

講談師が語る怪談話を楽しむ夜

画像は公式Webサイトより

そもそも「宮越記念 久良岐能舞台」の能舞台は、大正時代に日比谷に作られたもので、その後、東京音楽学校(現在の東京芸術大学)に移築され、さらに1965年に現在の場所に移築・復元された歴史ある文化施設です。

建物周辺には、庭園が整備されており、とても雰囲気があるのも大きな魅力といえます。

そんな久良岐能舞台で今回初めて開催されるのが、「久良岐ナイト」と題された夜の怪談イベント。施設スタッフのブログを見ると、皆さんのやる気がひしひしと伝わってきます。

単なる肝試しにはせずに、講談師・神田伊織さん招いて、怪談話をしてもらうあたり、施設の特徴を踏まえた素晴らしい企画力です。

画像は公式Webサイトより

さらに108本の竹灯籠が設置された門から、庭園、建物に至るまでの通り道には、イベント当日、肝だめし的な仕掛けを設置するとのこと。

画像は公式Webサイトより

暗闇を仄かに照らす竹灯籠は、キレイでもあり、怖さもたっぷりです。しかも108本という数が、意味ありげな中で、何らかの怖い仕掛けがあったら、こりゃあ、たまりません。

●イベント詳細

「怖~い!久良岐ナイト」
場所:久良岐能舞台(横浜市磯子区岡村8-21-7)
日時:8月3日(土)
怪門(開門):18:50~
開演:19:30~
出演:講談師 神田伊織
演目:実録累ヶ淵
累ヶ淵(かさねがふち)は、茨城県常総市羽生町の法蔵寺裏手辺りの鬼怒川沿岸の地名。江戸時代、この地を舞台とした累(るい、かさね)という女性の怨霊とその叙霊をめぐる物語は広く流布した。
入場料:小中学生/500円、高校生以上/1,000円
※要事前予約
問合せ先:(受付 10:00~17:00)
久良岐能舞台
045-761-3854

http://www.kuraki-noh.jp/

http://kuraki-noh.blogspot.com/2019/07/blog-post.html?m=1

個人的にはTBSラジオの「神田松之丞問わず語りの松之丞」を毎週聞いているリスナーなので、生で講談を聞いてみたい思いがあり、しかも同門(師匠は異なる)の神田伊織さんが出るわけですから、興味がつきません。

さらに会場は、横浜市内屈指の能舞台であり、108本の竹灯籠などの最高の演出を含めて楽しみなイベントです。

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