ユーコープ野庭店、2024年1月いっぱいでの閉店が決定

ユーコープ野庭店、2024年1月いっぱいでの閉店が決定

野庭団地・野庭住宅と共に歩んだ43年

ユーコープ野庭店(神奈川県横浜市港南区野庭町667-1)が2024年1月31日をもって閉店することが明らかになりました。1981年の開店から野庭団地・野庭住宅と共に歩んできた約42年の歴史に幕を閉じる形になります。

すずかけ通りの深田橋交差点から少し入った先にある中規模のスーパーで、野庭住宅(市営住宅)・野庭団地(分譲住宅)のK街区やH街区、F街区に住む人たちにとっては、生活インフラといえるお店でした。

店内に張り出された「閉店のお知らせ」によれば、

「昨今の競合激化の中で、供給高の減少と赤字経営に歯止めをかけられず、状況を好転させることができませんでした。ユーコープ理事会は、これ以上の経営数値の改善は困難と判断し、2024年1月31日をもって閉店することを決定しました」

というのが閉店の理由として掲げられていました

10年以上の期間、存続の道を模索し続ける

ちなみに、ユーコープ野庭店はここ10年、常に存続の危機にさらされていました。このお店の利用者であれば、店頭に貼られている壁新聞や店内掲示物で日々話題になっていたので、苦境を知る人は多かったと思います。

店頭に張り出されている壁新聞

厳しい経営状態に陥った理由は、野庭住宅・野庭団地の人口減少と高齢化です。野庭住宅・団地の建設当初から住み続ける世代の高齢化が進み、さらにその子供世代は、進学、就職、結婚などにより、転出していき、人口は減少の一途を辿っていました。さらに野庭団地・野庭住宅への新たな転居者が増えていないことから、ユーコープ野庭店も、顧客の減少が続いていました。

そうした状況下でも、利用客が困らないように、野庭店が存続に向けてさまざまな努力を続けていることは、近隣に住む方、協会員多くの人が知るところです。

閉店の報せは悲しいことではありますが、店長をはじめ、スタッフの皆さんが存続の道を10年以上模索してきてくれたことを考えると感謝しかありません。

近年では、店舗内に100円ショップを誘致するなど、お店の活性化や存続に向けてやれることを着実に行っていました。

おうちコープと近隣店舗が野庭店のサービスを代替

今後については、ユーコープの宅配事業「おうちコープ」や近隣店舗(日限山店、丸山台点、洋光台店)を勧めていました。これまで野庭店で貯めたポイントは、1ポイント1円として継続して使えるとのことです。

また、「おうちコープ」については、12月上旬から店舗内に案内コーナーを設置する予定になっており、インターネットが苦手な方、サービス内容について詳しく聞きたい方は、その時が狙い目です。

閉店は2024年1月31日と、まだ4か月ほどあお別れを惜しむ時間も残されています。幸いにも店舗横の事務所の入口には、43年間(閉店する2024年1月時点で計算)の歴史を振り返る壁新聞がたくさんの写真と共に貼られているので、ユーコープ野庭店にご縁がある方はお店まで確認しに行ってはいかがでしょう。

●店舗情報
ユーコープ野庭店
横浜市港南区野庭町667-1
営業時間:10:00~20:00
駐車場:25台
閉店のお知らせ

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