今年5月に上永谷から港南中央の港南公会堂棟1階に移転した港南土木事務所。
日常生活では、直接、土木事務所を訪れるような用事はあまりないものの、この町の公園や道路、下水道の維持管理をしてくれているので、実はとってもお世話になっている部署だと言えます。
さらに毎年夏には、旧港南土木事務所の前を走る未完成道路・横浜藤沢線の中央分離帯(湘南交通の社屋の前辺り)にひまわり畑を作ってくれていたりもして、上永谷をさまざまな形で支えてくれていました。
今年はひまわり畑になることがなかったので、移転が影響しているんだろうなと、寂しく感じつつも、港南土木事務所への感謝の思いを新たにしたものです。
跡地にできる施設とは?
そんな港南土木事務所があった場所も、解体工事が進み、今では更地になっていました。
そうなると気になってくるのが、次に何ができるのか?ということ。
現地を訪れると、建設予定を示す看板には、「港南区複合施設新築工事」という名称で、用途のところには、児童相談所、寄宿舎(児童相談所の一部)、コミュニティ―ハウス・ケアプラザとありました。
そこで改めて港南区役所のWebサイトを調べると、兼ねてより周辺の住民からの要望が強かった地域ケアプラザと、コミュニティ―ハウス、南部児童相談所(現在は洋光台)が同居する複合施設になる計画が持ち上がっているとのことです。
特に南部児童相談所については、児童虐待対応件数が増加する中で、老朽化・狭あい化に対応し、児童への専門的支援の充実を図るため南部児童相談所(一時保護所含む)の整備するというのが目的とのこと。
それゆえに寄宿舎(児童相談所の一部)もあるということになるようです。
完成予定は約二年半後
建設予定の看板を見ると、完成予定日はまだ先の令和6年(2024年)2月29日。着工予定日も令和4年(2022年)10月となっており、今後、予定通りに行くのかは分かりませんが、2年半後には、上永谷に新たな公共施設が誕生することになりそうです。
●ニュースソース
港南区複合公共施設(仮称)の整備について
https://www.city.yokohama.lg.jp/konan/kurashi/machizukuri_kankyo/machizukuri/hukugousisetu_seibi.html