何度か事前情報をお伝えしてきた下永谷の「BAR NANANA」が、4月5日(金)にオープンしました。
オープン初日にお邪魔してきたので、どんなお店なのか紹介していきましょう。
居抜きながらも雰囲気は別物
現役ママ2人が切り盛りするお店
昨年まであったダイニングバー「ZUKA」のマスターの奥さんとママ友がこの「BAR NANANA」をはじめたと前回の記事で紹介しましたが、居抜きながらもシンプルでスッキリとした内装に変わりました。
また、子育て世代の若いママが2人(ハルさんとマオさん)がやっているということもあり、フードメニューも家庭的でありつつもちょっとしたアレンジがされていてシャレています。
ハルさん曰く、“週末くらいは家庭の味を食べたい”ってお客さんを想定してメニューを決めたそうです。
夕方からクラフトビールを飲む贅沢
個人的にハマりそうだなと思ったこのお店の特徴が、1杯700円の生のクラフトビール。
ガッキー(新垣結衣)と松田龍平が主演したドラマ「獣になれない私たち(けもなれ)」にはまっていた私は、ドラマに出てくるクラフトビールバーに憧れがありました。
クラフトビールが楽しめて、人と人との交流があるお店。“あんなお店が近くにあったら楽しいだろうな”と。
「NANANA」は、クラフトビール専門店ではありませんが、ビールサーバーは2タップ(注ぎ口)あるので、2種類のクラフトビールが楽しめます。売り切れたら、別のクラフトビールが入ってくるスタイルとのこと。
気に入ったビールがいつまで飲めるか分からないドキドキ感と、新たなビールに出会えるワクワク感の両方が楽しめる、ナイスなスタイルです。
17時からオープンなので、日が落ちる前から飲むという週末感がある飲み方もできます。
なぜ週末限定?子育てママの新たなワークスタイル
ちなみに「NANANA」は週末限定(金&土)で開店するという少し変わった営業形態な訳ですが、その理由をハルさんとマオさんに尋ねると、興味深い話が聞けました。
「子育てをしながら無理のない働き方を考えてたら、自分たちでするのが一番だなって。それが前提にあったので、週末限定にしました」
働き方について様々な議論がなされている今だからこそ余計にささる言葉でした。
無理のない働き方を求めて自ら道を切り開く。後退しながら考えるのではなく、前進しなが考える姿勢はこれからの働き方のヒントになりそうです。
週末だけで採算が取れのか?飲食店経営はそんなに甘くない!そんな声も聞こえて来そうですが、若い二人の行動力と明るさがあれば、乗り越えられそうな気もしてきます。
そんな応援したくなるお店が、「BAR NANANA」なのです。
●店舗詳細
「BAR NANANA」
所在地:横浜市港南区下永谷4-6-1
オープン日:2019年4月5日(金)営業時間:17時~24時(閉店)
営業日:金・土曜日