戸塚モディの2階で独特の存在感を放っている純喫茶「モネ」をご存知ですか?
今時のカフェとは一線を画す、おいしいコーヒーと料理が楽しめて、さらに喫煙OKな喫茶店です。
ルーツは床屋さん!1960年代に開業
コーヒーだけじゃなく料理も絶品。懐かしの純喫茶
お店のホームページを訪れると、
1960年代に床屋として起業。
その後、戸塚駅東口にて「純喫茶モネ」と「サンキ」を開店。
東口駅前開発事業のため、駅前ビルラピス2階に店舗を移し今に至る。
いまは、「純喫茶モネ」と「自家焙煎珈琲モネ」として営業。
と書かれていて、まずは床屋さんがルーツだということに驚かされます。さらに元々は別の場所にあったお店が2007年に戸塚の丸井がモディにリニューアルしたタイミングで、現在の場所に移転したという戸塚の老舗。
現在は、2代目がお店を切り盛りして、アルバイトの人たちは、若い人が多く、学生街(明治学院大学のお膝元)の喫茶店っぽさがそこはかとなく漂います。
看板メニューの1つはナポリタン
アラフォーの筆者にとって喫茶店って、家の食卓には並ばないようなオシャレでおいしい軽食が食べれたり、パフェとかクリームソーダ、ココアが飲める楽しいイメージがありましたが、まさにそのタイプの喫茶店がモネなのです。
実際、アラフォーのお父さんが、息子さんを連れて、お母さんの買物が終わるまで時間を潰すなんて使い方をしていて、なんか昭和っぽいなぁを感じました。
自分も、喫茶店に連れてくから荷物持ち手伝って!とよく母に連れられ買物に行ったなぁ。ちなみに息子さん、チョコレートパフェを食べていたので、同じパターンかもしれません。
そんなモネの看板メニューが、「昔ながらのナポリタン」。喫茶店のナポリタンって、どこかエモくて、幸福感があります。
今回、注文したのは、そのナポリタンにとろけるニーズをのせてオーブンで焼いた「ナポピザ」。
他にも、カレー味のカレーナポリタンや、タンタン麺とナポリタンを組み合わせたナポリタンタンもあり、看板メニューらしいバリエーションが楽しめます。
ナポピザには、タバスコとラー油がついてくるのですが、そのラー油がポイント。ナポリタン学会推進品「岩井のごま辣油」と書かれていて、これはもう使う以外に選択肢はありません。
ちなみにナポリタン学会とは、
日本ナポリタン学会とは、懐かしくもおいしい「スパゲッティナポリタン」を日本の発展と共に歩んできた貴重な食文化であると再評価・再認識することから、沈滞しがちな地域を、そして日本を活性化させていこうと、戦後にナポリタンが全国に伝播していく発信地となった横浜の有志市民が結成した任意団体です。
とのこと。ナポリタンへの強い思いと、地域振興を旗印にした熱い団体であることがわかります。
ちなみにモネのナポリタンも、ナポリタン学会の認定店舗とのこと。
前置きが長くなりましたが、とってもおいしかった!
ハム、ピーマン、玉ねぎによるシンプルな具材が入ったナポリタンに、たっぷりのチーズ、そこにごま油の風味が効いた「岩井のごま辣油」による絡みが絶妙のハーモニー。
さらに値段もリーズナブルで、飲み物付きで810円(単品なら540円)。大満足のランチとなりました。
ちなみにカレーも人気メニューのようで、ファンも多いとのこと。
戸塚にいく用事がある時には、ぜひオススメしたいお店です。
また、すぐ隣には、コーヒー豆を販売する「自家焙煎珈琲モネ」もあるのでコーヒー好きは要チェックです。
●主なメニュー
ナポピザ
飲み物付き 810円
単品 540円
昔ながらのナポリタン
スープ飲み物セット 810円
単品540円
大盛り プラス110円
カレーナポリタン
スープ飲み物セット 900円
単品630円
大盛り プラス110円
*飲み物は下記から選べます
ブレンド、アメリカ、アイスコーヒー
紅茶 レモン、ミルク、ストレート、アイス
コーラ、ソーダ水、ジンジャーエール、ミルク、ホットミルク
●店舗詳細
純喫茶モネ
営業時間:7:00~20:30
ラストオーダー:20:00
定休日:水曜日
所在地:神奈川県横浜市戸塚区戸塚町10 ラピス1ビル2階
URL:http://zikabaisenmone.wixsite.com/mone