丸山台のMINI NEXT横浜港南が移転へ。これを機に「MINI」のことを整理してみた

牛庵と焼肉キングに挟まれるように存在していた「MINI NEXT横浜港南」が7月いっぱいで閉店し、港南台へと移転していきました。

MINIが醸し出すオシャレな雰囲気と丸山台のハイソな町の雰囲気が調和していて、私の中では「さすが丸山台!」と勝手に納得していただけにそこはかとない寂しさを感じます。

跡地はすっかり更地となり、今では結構広めの空き地になっています。うっかりすると「ここって何があったっけ?」状態です。

「MINI NEXT横浜港南」があった頃は、店頭にたくさんのMINIが並べられていたので、何となくMINIを専門に扱う販売店だと認識していた方は多いと思いますが、改めてどんなお店だったかを皆さんはご存知でしょうか?

ズバリ、MINI認定の中古車販売を行うお店

店頭に並ぶクルマにうん百万円の表示が付いていたので、新車かと勝手に思っていましたが、実は中古車だったのです。中古車でもそれが味になり、見劣りしないあたりは、さすが「MINI」です。

意外と知らない「MINI」

でも改めて「MINI」に向き合うと、知っているつもりで、意外と知らないことが多い車だったりします。そもそも「ミニクーパー」って呼ばれていなかったっけ?とか、イギリスのクルマだよね?とか、「ローバーミニとも言われてなかった?」と、いろんな疑問が沸き上がってきます。

アラフォー世代的には、『シティハンター』の主人公・冴羽リョウの愛車が「ミニクーパー」(赤)だったので、親近感と憧れは持っているものの、それ以上の知識は持っていなかったりします。

クルマ好きや「MINI」好きの方々からお説教されそうですが、マイカーを持たない私の知識はそこが限界です…。

せっかくなのでこの機会に整理することしました。

現在はBMWの「MINI」

現在の「MINI」は、2001年にBMWが設立した自動車ブランドとなります。

「BMWってドイツだよね?MINIはイギリスじゃないの?」。私の第一印象はそうでした。

この辺を整理していくと、そもそもはイギリスの自動車メーカー「BMC(ブリティッシュ・モーター・カンパニー)」で作られていました。それがイギリスの自動車産業の衰退に伴い、合併や製産会社やブランドの変遷を経ます。

そして1994年、BMWが、当時「MINI」を手掛けていたローバーをが傘下にしたことを契機に、「MINI」の商標も取得。そんな経緯を経て、2001年にBMWによる「ニューMINI」が誕生します。

これを機に「ニューMINI」以前のものは「クラシックミニ」や「ローバーミニ」、「BMCミニ」と呼ばれるようになったそうです。

じゃあ「ミニクーパー」は何を指すの?という疑問が出てきますが、一応の定義としては、“スポーツタイプのMINI”が、「ミニクーパー」となります。結構、日本では「MINI」=「ミニクーパー」で浸透していることあるので、スポーツタイプでないものも「ミニクーパー」と呼んでいる人は少なくありません。

という感じで、入り口だけでもこんなに語れてしまう「MINI」。やはりすごい車です。

移転先では新車にも対応

ちなみにMINI NEXT横浜港南では、中古車のみの扱いでしたが、港南台移転に際して、新車を扱うMINI 港南台と中古車を扱うMINI NEXT港南台が併設する店舗になっています。

そして、冒頭でも触れたように「MINI NEXT横浜港南」の跡地については、現在は空き地になっており、次に何ができるかなどの案内はまだ出ていませんでした。何か変化があったときにはまたおしらせします。

●店舗詳細

・新店舗
MINI 港南台/MINI NEXT港南台
〒234-0054
神奈川県横浜市港南区港南台7-45-1
Webサイト:http://www.konandai.mini.jp/ja_JP/home.html
オープン日:2021年8月6日

※旧店舗
MINI NEXT横浜港南
〒233-0013 横浜市港南区丸山台3-43-9

上永谷カテゴリの最新記事