外国人は知っている箱根・駒ヶ岳ロープウェイが持つ“本物の魅力”
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この上永谷界隈から遠く離れて、先日、箱根まで日帰りロングドライブに行ってきました。

子供の頃はよく行った箱根も、大人になると「高い、混む、見飽きた」という理由から、私はちょっと敬遠するようになっていました。

しかし、久しぶりに行ってみると、いろいろな発見があり、箱根について“見飽きた”なんて思っていた知ったかぶりの自分を恥じ入ることになりました。

中でも、新鮮な驚きがあったのが、箱根園にある駒ヶ岳ロープウェイ利用者の大半が外国人観光客で、増便が出るほどとてもにぎわっていたからです。

しかも、英語、中国語、韓国語といった馴染みがある国から、ロシア語、スペイン語、タイ語、ヒンドゥー語など、かなり多岐に渡っていました。

どうやら、駒ヶ岳ロープウェイは、日本人が知らない間に外国人旅行客にとって、人気で定番の観光スポットになっていたのです

臨時便が続出するほどの人気の理由とは?

「君の名は。」的な神秘的で幻想的な絶景!

箱根 駒ヶ岳ロープウェイの一般的なセールスポイントといえば、

・芦ノ湖を一望できる
・天気が良ければ富士山が見える
・箱根神社の奥宮・箱根元宮がある

となります。

ただ、駐車場代1,000円を払い、さらに往復1,600円のロープウェイ代を考えると、ちょっとお高い印象を持ちます。それに1963年に営業開始した箱根・駒ヶ岳ロープウェイは、古びた印象もあり、過去の観光地というイメージが否めませんでした。

それなので先日、20年振りに箱根・駒ヶ岳ロープウェイに乗ろうとした際も、すいているとたかをくくっていたら、あまりの混雑ぶりに驚きしかありませんでした。

そしてお客さんの8割、9割方は外国人旅行客。しかも近隣の中国、韓国の方々にとどまらず、インド系、東南アジア系、欧米系、ロシア系、南米系と実に多様な国々の方々がいて、“このロープウェイの魅力に気づいていないのは世界で日本人だけなんじゃないか?”なんて思ってしまいました。

富士山のスタート地点が分かる絶景ポイント

では何が外国の方々を引き付けているのでしょうか?

周囲を観察していたら、幾つかのポイントに気づきました。

最大のポイントは、山頂から望める富士山。

港南区や戸塚区でも富士山がきれいに見えるスポットはたくさんありますが、見えるのは富士山の頂上付近。それだけでも満足できますが、駒ヶ岳の頂上からは富士山のスタート地点から頂上に至るまで全部見えるのです。

訪れた日はあいにくの曇り空で、富士山はすそ野部分しか見えず

特に海抜0mからはじまる富士山を見る機会がないのでかなりの満足感があります。

次が、箱根神社の奥宮がある頂上付近の雰囲気。私が行った日は、曇りかつ霧が多かったのですが、天界のような雰囲気もあり、逆に神秘的でした。

頂上付近は随所に積まれた石が霧と相まって天界感があった

そして駒ヶ岳ロープウェイの山頂駅の建物も独特の存在感を放ち、魅力的に見えました。パッと見の古さは否めませんが、山の山頂という厳しい環境で50年以上もってきた鉄筋コンクリートの武骨さと、要塞のような雰囲気のある堅牢さは、説得力十分

芦ノ湖を一望できる展望台からの景色は、『君の名は。』の糸守町のようであり、『エヴァンゲリオン』ではもろにロケ地だったりもするので、アニメ好きにも刺さります

他にも、ちょっとしたトレッキングができたり、開催日限定ながら天体観測イベントも行われていたり、何より、ロープウェイというほどよいスリルを味わえる乗り物だというのも、外国の方々を引き付けるポイントのようでした。

昭和の観光地でしょ?とご無沙汰している日本人も多いかもしれませんが、控え目に言っても“最高”な箱根・駒ヶ岳ロープウェイでした。

●施設詳細
箱根・駒ヶ岳ロープウェイ
所在地:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根139
運行時間:9:00~16:30(上り)
※毎時00、20、40分発の20分間隔で運行
※下り最終16:50
料金(往復):大人 1,600円・子供 800円
料金(片道):大人 1,000円・子供 500円

http://www2.princehotels.co.jp/amuse/hakone-en/ropeway/

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